Living in beautiful circular ecosystems.
「cyclo(シクロ)」とは
化学において環状構造を表す接頭語です。
なかでも六員環構造を持つシクロヘキサンは
環境に応じて柔軟に形を変えながら
最も安定した構造を保ち続ける分子として知られています。
私たち人類は、
自然環境の美しい生態系の環と
人間社会に内在する循環システムの環
これらの二重の環の中で
バランスを取りながら暮らしています。
環は、固定されることで安定するのではなく、
揺らぎを受け入れ、関係性を変えながら持続します。
雪の結晶や蜂の巣が六角形を描くように、
自然は常に、無理のない構造を選び続けてきました。
私たちCYXLO(シクロ)は
環と環をクロス(X)させることで生まれる
無限(♾️)にひらかれた可能性と
自然の環境と人間の身体に優しい
持続的で安定的な暮らしの循環を提案します。
「てにをは」によって
前後の名詞や動詞の関係性が変わり
意味やニュアンスが変化するように
日々の生活における助詞として
時間・空間・人間の関係性が
ほんのちょっと変わったように感じられるような
一粒の豆、一杯の珈琲をご提案します。
工藝的なる珈琲は評価や鑑賞の対象ではなく
日々の生活の中で人間と世界を繋ぐ助詞として
関係性をより自然に調和する役割を果たします。
焙煎は独学で、失敗を繰り返しながら研究する日々です。
手廻しロースターや陶器の耐熱フライパン等を使って
少量をじっくりと焙煎しています。
効率や均質さは追い求めず、
その時々の条件に応じた調整を大切にしています。
豆の種類や配合は固定せず、
季節や暦、入荷状況に合わせて変えています。
同じ豆でも、同じ味にはなりません。
正解の味や淹れ方などはありませんので、
その日の体調や時間帯、気分によって、
お好みの飲み方でお楽しみください。
日々の暮らしに、静かに馴染むことを願っております。
珈琲テニヲハ、 戸田 友貴